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3章:② “絶望”からの逃避 (1/12)

3章:② “絶望”からの逃避

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我に還った時には……

もう沙也加は息を止めていた。

ぐったりと手足を伸ばしたまま、ぴくりとも動かない。


俺はーーゆっくりと、開いたままの沙也加の瞼を閉じた。


知らぬ間に湧いた俺の涙が……
彼女の頬にしたたり落ちた。


ーーーーーー


裕二は花びらの幻に想いを馳せた。

(お前は俺に何を伝えたかったんだ……)



ーー健太は頭も身体も至って正常だ……


ただ、“愛”が欲しかったのだ。


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逃亡犯ー咽び(後編) ©著者:七斗

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