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10章:40日後 (2/4)

ハンズさんと出会ってからひと月以上経った。
募る想いは日増しに大きくなっていった。
それはまるで遅行性の毒のようにゆっくりと、しかし確実に私の心の中を冒し始めていた。
その毒抜きをする為ではないけど、思わず件のスレに書き込みをしてしまった。

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(836)
私の心に刺さってるトゲの話をひとつ。
肌がきれいで子供みたいな目が印象的な人だった。
体洗ってる時に元気になったアレに対して大きいねって誉めたら苦笑いしてた。
昔、彼女にもっとでかいのがいいって言われてフラれたんだって。
他にもミスいっぱいしちゃったけど全部いいよいいよって言ってくれた。
ベッドに移る時にタオル持って待っててくれたりして優しい人だったっけ。
晩夏に出会って今もリピ待ってるけど、もうないだろうな。
そろそろ忘れなきゃ。

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本心だった。
忘れたいけど、忘れられない。
忘れなきゃいけないけど、忘れたくない。
私はどんどん混乱していった。
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イケトラのお客様〜とある(836)のトゲ〜 ©著者:ハロウィン

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