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9章:7日後
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接客していると客の嫌な部分が鼻につく。
つい嫌な客とハンズさんを比較してしまう。
客の取るマイナスの行動が対極だったハンズさんを強く思い起こさせるのだ。
あくまで優しく、気遣いを忘れないハンズさん。
対して、他の客はどうか。
服を引きちぎりそうな勢いで脱がすアホ客。
頼んだドリンクが不味いと私に文句をたれるオヤジ。
風呂にも入ってないような不潔なドカタ。
唇をこじ開け、唾液をねじ込んでくるキモ客。
AVが全てで相手に気遣わない勘違いテク自慢の素人DT。
無料で店外デートへ持ち込もうとする自称イケメン客。
俺は金を払っているんだからと声高に主張する成り金。
人を責める事に罪悪感を感じないジジイ。
どれも最低な客たちだ。
彼らが時折見せる優しさは主張する優しさで、包み込んでくれるような優しさじゃない。
ハンズさんのように、私のいい所も悪い所も全てを含んで応えてくれる優しさじゃない。
そして客の悪い所を知覚する度にどんどん強く思うようになっていった。
(もう一度、ハンズさんに逢いたい!)
と。
私は心を奪われていた。
そして逢えたら渡そうと特別な名刺をひとつだけ作った。
自分のアドレスを手書きで入れた名刺。
あの時は渡す時間が無かったけど、今度は最初に必ず渡すと決めた。
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