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9章:7日後
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イケトラは優しい。
基本的には誰に対しても柔らかく接するだろう。
“優しくすべき対象だから優しくする”という理性での優しさではない。
彼らは心の底から優しいのだ。
博愛?
そうかもしれない。
だからこそ、相手である私がどんな人物であろうと偏見を持たずに踏み込んでくれる気がした。
多くの風俗をやってる女性はこう思っているはずだ。
“私はこの仕事をしたせいで誰かに愛される資格を失ってしまった”と。
それは間違いだと彼らは教えてくれる。
普通の人は私に“風俗をやっている涙香”というレッテルを張る。
風俗を嫌う人は口汚く罵ることもするだろう。
消せない過去だし、その重みを背負う覚悟はあった。
でもイケトラならただの“涙香”として見てくれる。
過去に縛られているイケトラだからこそ、過去と現在に縛られている私を縛らずに見てくれる。
しかも優しさを押しつけない。
判ってると主張することもない。
ただ普通に接するだけ。
だから純粋に優しく接することができるのだと思った。
イケトラ関連のスレに彼らは極めて貴重な存在だと口々に風俗嬢が書き込みを重ねる。
見たこともない彼らと出会うこと自体に憧憬すら抱いている。
それも道理である。
なぜなら風俗をやっている事実という拭えぬ自分自身のトラウマを気にしないでくれる存在だから。
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イケトラのお客様〜とある(836)のトゲ〜 ©著者:ハロウィン
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