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34章:楽しいバイト生活
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34章:楽しいバイト生活
私は母の事件〜自分の現状までを、初めて知人(店長)に話した。
話した事で、随分気持ちが楽になったのを覚えている。
だけどやはり中学時代からの友人や高校の友人、バイト仲間には話すまいと決めていた。
『皆に心配をかけたくない』なんて気持ちはキレイ事であり、私は同情されたくなかったのだ。
親しい友人からすれば、私がどんな嘘で取り繕っても私の家庭環境は不思議な点が多かったようだ。
何度となく家の事を聞かれた。
その度に私は笑って誤魔化したりしていたし、家の愚痴も人前で言わないようにしていたから、段々と暗黙の了解で誰も突っ込んだ質問をしてこなくなった。
特に中学からの友人達は、不思議で仕方なかっただろう。
一軒家に犬と私だけ。
庭は荒れ放題。
ガレージには3年置きっぱなしの汚れきった白い乗用車。
姉を見かけた事はあるが母親を見た事がない。
お金は持っている。
強がって生きてかなきゃ、倒れそうだったんだ。
突っ張る事でしか自分を保てそうになかったんだ。
本当の事を話してしまったら、全てが崩れてしまう気がしてたんだ。
せめて母親が出所してくるその日までは、普通の子のふりをさせていて。
例えそれが滑稽で、バレバレな演技だったとしても。
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