夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
33章:源泉徴収
(1/2)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
33章:源泉徴収
高一の年末になり、バイト先の店長に呼ばれた。
『ネコ、これ書いてね。』
店長は三十代半ば、とても面白くて優しい人だった。
大半が大学生だったアルバイト達に慕われていたし、私もそんな一人だった。
『これなんですか?』
『源泉徴収表。年末に収入の報告をしないといけないんだよ。』
『…』
その用紙は、とても公的なものであり、嘘の記入はしてはいけない。
私はそんな風に感じて頭を抱えた。
年齢、どうしよう…
その日のバイトは、その事で頭が一杯だった。
本当の年齢を言うしかない。
私は絶望的な気持ちになっていた。
たかがそんな事かもしれない。
だが当時の私にとってそのバイトは、自分を必要としてくれる大切な居場所であり、
バイト仲間は寂しさを埋めてくれるだけでなく、かけがえのない友人達。
寂しいはずの夜を、一緒にはしゃいで楽しく過ごして来た大切な大切な仲間だった。
絶対に失いたくない場所。
<前へ
56 /66
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.