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26章:ストレス (2/2)

当時は知識もなく、なぜ過食嘔吐してしまうのかわからなかった。

ネットも普及してなかったし、こんな食べ物を粗末にするように行為をしているのは自分だけだと思っていた。

ある夜、その日も眠れずに朝方まで食べては吐いてを繰り返していた。

付けっ放しのテレビが緊急ニュースを始めた。
『阪神淡路大震災』が起きたのだ。
私はテレビに写る悲惨な光景に目をやりつつも、吐ききるために新聞紙を喉に突っ込んでいた。

最低だな、わたし。

更なる自己嫌悪に陥っていった。

そして、だらしない私は歯みがきもせず寝たりしていた。
ツケはやってきた。
虫歯だらけになっていたのだ。
汚い肌でも歯並びだけは褒められていただけに、ショックだった。
自業自得。
奥歯は三本の神経を抜いた。

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私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ

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