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26章:ストレス (1/2)

26章:ストレス

友人達は、受験勉強に追われていた。

放課後も塾があり、親も外出に厳しくなっていたようだ。

私は再び家で寂しく過ごすようになった。
テレビが友達。
犬は可愛がっていたが、世話をきちんとしていない。
堕落しきった生活。

学園の事を思い出す。
あんなに規則正しい生活をしていた私は、今こんなにもだらしない。
あのまま学園にいたら、高校へ進むことは出来なかった。
進学出来ることは素直に感謝しなければいけない。
えみちゃんはどうしているだろうか。

あまりに暇だったので、母が唯一親交を持っていた、母の姉に電話してみた。
伯母には小さな頃可愛がってもらった。

『あんたんとこのお母さんとはもう関わりたくないから』

伯母は冷たかった。
お金を無心しようとしたわけではない。
ただ、話相手になってほしかっただけなのに。
私の心は更に荒んだ。

コンビニへ行き、大量の菓子パンと弁当を買った。

食べてる時だけは何も考えずに済んだ。
全て食べ終えて30分経つ頃、新聞紙を喉に突っ込み、全て吐き出した。

気分が少しスッキリしていた。
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私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ

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