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5章:施設-5 (2/5)

女子寮の各部屋は、今思えば約10人で暮らすにはとても狭かったように思う。

特に、中学生だったお姉さんたちには非常に窮屈な空間だったと思う。

部屋に入ると左右に2つずつの二段ベッドがあり、その奥には共用のタンスがあった。
更に共用の勉強机が一つ。
洋服ダンスは一人一段ずつしか使えなかったが、まだ小学一年生であった私には天国のようであった。

まず、幼稚舎の担当の先生と離れられたこと。
それから、女子寮では小学生のお姉さん達が遊んでくれて、遊び仲間が増えた事。
最年少という立場上、先生が少し甘やかしてくれたこと。
テレビが前より見れるようになったこと。

男子寮のみんなと食事する、大きな食堂には給食のオバサンならぬ優しいオジサンがいた。

また、各部屋ごとに入る風呂場は、銭湯の様とまではいかないが、大きな湯船に皆で浸かるのが楽しかった。

ただ、姉とはなんだかお互いに照れくさく、ほとんど言葉を交わすことは無かった。

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私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ

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