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19章:果物ナイフ (14/14)



ナリタブライアンは菊花賞を圧勝した



ミホノブルボンの時は成し遂げることのできなかったクラシック三冠である





「おめでとう!!ナリタブライアン!!三冠!!達成〜〜〜♪♪♪♪!!!」



アナウンサーの祝福の声は今でも忘れない








「この子達は生まれた時から走る事が決まっていて、運命なんだよね。」


「え??柳井田さんは競馬見てるの???」



「一応。だってナリタブライアンだからね。」


柳井田氏は苦笑いを見せている



「柳井田さんさえ良かったら、12月の有馬記念連れて行って欲しいです。だめ???」



「純子が行きたいなら連れて行くよ!!だけど、女の子ならディズニーランドに行きたいとか言うと思ってたよ〜!!」



再び苦笑いを見せた柳井田氏に私は抱き着いた








「ディズニーランドも夢の世界だけど、私にとっては競馬も夢の世界〜♪♪ナリタブライアンを生で見る事が今、夢になった♪♪」




「自分は純子と一緒ならいつも夢だけど〜♪♪」



”そういう所が可愛いから参ったよ”
と繰り返しながら柳井田氏と私は子供のようにじゃれ合った


柳井田さん・・・いつかお互いに幸せになれたらいいよね・・・どっちが先かな?きっと柳井田さんなら許婚もいい人だと思うから・・・


私は柳井田氏に抱き着きながら彼に対して本気でそう思った



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稲森純子の生涯 ©著者:マライア

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