ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

66章:好かれても (1/2)

66章:好かれても

自分を好きで
毎日店に来てくれるようなお客さんが居たら。


普通 嬉しいよね?


でも、ノー、な場合があるのを、
何人か見てる。

まず、お金にものを言わせ、ホストにイエスマンを要求するような、
傲慢我儘客。


これは、確実いやがられる。
痛客って呼ばれますね。


あと、ホストにも、好みがあります。
自分を好きで、
ハート目で見つめて、
毎日来る客。


好きなタイプなら、嬉しいのだろうけど。


私の知るホストは、客のハート目を避けるように、ちょい斜めに座る。


で。

あれじゃ避けてるの見え見えで可愛そう、とアドバイスをすると。

「だって、俺、あいつ嫌いなんだもん…」
と言う。

「せっかくああして、毎日来てくれるんだから、
ありがたいと思わなくちゃ、」

「うん、
そうなんだけどさ。俺、演技が
へただから」
と。


ホントに下手だった。


それにしても、
あの客は。
それでも通うって…。

ガマン強い。

134 /173

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ホスト見聞録 ©著者:RAM

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.