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8章:見えることない明日 (1/13)

8章:見えることない明日

『ねぇ、何で東京に来ようと思ったの?』



『ん〜、何でだろ?都会に憧れて(笑)』


オヤジが、腕枕をしながら私に問いかける。



地方から来たと言うと必ずされるこの質問。



何で東京に来たのか…。



何で私東京に来たんだっけ?



東京に来た理由さえも、よくわかんなくなってた。



『色白いし、東北のほう出身でしょ?』




オヤジがイヤらしい目で、私の胸元に手を入れてくる。



『東北は、肌が白いんだよね〜ん〜可愛いおっぱいっ!!』



『恥ずかしい…』



ほんとは全然、恥ずかしくなんかないけどオヤジの、興奮して荒くなってる鼻息、テカった顔、耳元でささやく声が気持ち悪くて………



恥ずかしいふりをしながら、オヤジの手を払いのける。



『あっ東京に稼ぎに来たんでしょ〜そうゆう子、結構多いよ!地方からわざわざ援や風俗で短期間働いて帰る子!』



こいつ何人と会ってるんだよと思いつつも、



『ん〜違いますよ!ちょっとワケがあって…』



と適当に笑いながら軽くかわすが、



『えー何?何?ワケって何?』



すかさずオヤジは私の胸を揉んでくる。



何でそんな事、答えなきゃいけないんだよ、ウザイ…



『昔好きだった人がいて、追いかけてきたんですけど、その人もう違う人と結婚しちゃって…。だから、もう東京にいる意味がよくわかんなくて…。』



『せっかく会ったのに寂しいな〜東京にいなよ?せっかく会えたのにさ。』




『えっ、また会ってくれるって事?』



『もちろんだよ〜また会ってくれる?みかちゃんと付き合いたいな〜』



オヤジが舌を、私の舌に絡めてきた。



静かな部屋にクチャクチャという音が響き渡る…。
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¥×DELI ©著者:みどり

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