来慣れてるはずのススキノ。


でも、飲みに来るのと、風俗の面接じゃ気持ちが全然違った。

普段あんまり気にしなかった風俗店が気になって仕方ない。



風俗店が軒を連ねるススキノ…


そんな風俗ばっかりのメイン通りにある、雑居ビルの中にチェリーはあった。



ススキノは店舗型の店が多いため、ビル全部が風俗店なんてとこが多い。



私がこの時行ったチェリーも、一つのビルに20店舗くらい風俗店が入ってた。


まさに風俗激戦区。


ビルに着いて私は、来たことを後悔する…


ビルの1階には、ビルに入ってる様々な店の女の子の写真パネルや料金表…



改めて、こんなパネルなどをまじまじと見る事なんてなかったから、戸惑った…


チェリーは6階にあったため、エレベーターを待ってると、一階には、これから入る店を選ぶのに必死な酔っ払ったオヤジがたくさんいた。


パネルを見て女の子を探しつつも、オヤジ達がチラチラと私を見る…。



そんなビルにいたら、どっからどう見ても働いてる風俗嬢にしか見えないだろう…。


オヤジ達の目線がまるで品定めされてるようで、不快に感じた。



あんなオヤジ達とエッチな事しなきゃいけないのか…



そう思うと今すぐ引き返したくなったが、せっかくここまで来たんだし、嫌なら話だけ聞いて帰ろう…



そんな安易な考えで、足を踏み入れたのが間違いだった…