ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:慣れることの恐怖 (1/18)

4章:慣れることの恐怖

『ゆうちゃん、今日はありがとね〜また連絡するよ』



そう言って私は、タカくんとホテルの出口まで手をつないで一緒に出て、タカくんは先にホテルを出て帰ってった。



私は、ホテルの玄関でタカくんがいなくなったのを待ち、時間差でホテルを出る。



タカくんは、定期のお客さん。


風俗でいう指名みたいなもので、一回会って良かったら、またその子に会いに行く。



ようは、定期的に会ってくれるお客さんのことを私たちは”定期”と呼んでる。


私は援デリを初めて、1ヶ月で意外と定期の客が多かった。



タカくんも、その定期の客の1人。



今日で、会うのは3回目だけど、毎回ホテル街の入り口で待ち合わせを希望する。



そこから1番近いホテルに入ってHして、終わったらホテルの玄関まで一緒に行くけど、外を出るとまるで赤の他人のように、人目にふれないように帰る。


職場が池袋で、結婚してるから、ばれないようにいつも、このパターン。



タカくんは、週1で4万くれる見た目も普通ないいお客さん。


定期の人に会うメリットは、1度会ってる人だから、危険性も少ないし、顔や性格もわかるし、なにより逆られないから確実にお金がもらえる。



でも、やっぱデメリットもあって、一番面倒なのは恋人と勘違いする客。


相手もお金を払って私に会ってくれるから、少なくとも私に好意はある。
28 /82

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

¥×DELI ©著者:みどり

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.