8章:オレの位置 (2/6)

そろそろりりに会いにいこう。



もう５ヶ月だ。



オレはりりにメールをした。


「りり元気か？覚えてるか？
今日同伴なんてどう？」



それから仕事をこなし、電車で帰る途中携帯を見た



メール一件　りり
「是非！待ちに待っておりました！７時に駅前で！」




「ラジャー」


今日はジムは休もう。



一度家に帰りシャワーを浴びた


「かぁさん弁当ありがとう。おいしかったよ！今日夕飯いらないから！」


家を出て駅前に向かった




家は300万かけて全てかぁさんが動きやすいように


バリアフリーにした。




風呂もトイレもキッチンもなかなか使い易くてはかぁさんは喜んでくれた。


ついでに古くなっているところも新しくした。


７時15分前、駅についた



そこにはりりがいた！



オレはりりを見て愛おしくて泣きそうになった。


「りりっ！」



りりはこっちを三秒程凝視して


手を振りながら走ってきた