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7章:暗い
Kさん。
韓流が好きな看護婦さん。
小顔に小柄で、
やや暗い性格。
看護婦さんは、シングルが多いのに驚く。高収入だから自立しても経済的に問題がないからだろうな。
Kさんは、婦長さんなので、多分収入は高いと思う。
息子二人。
長男は結婚。
次男は今流行りのニートくん。
彼女の話題は、もっぱら、困ったニートくんのこと。
高校を卒業し、専門学校に進学が決まり、入学金、学費を支払った。
いざ入学すると、二日しか行かない。数ヶ月で退学した。
高い学費出してムダになったと、彼女は嘆いていたなー。
それからは、部屋にこもり日々ゲームらしい。
ある日、息子に用事をいいつける電話をしていた
「●●ちゃん、雨ふりそうだからお布団しまっておいて。
あと、犬の散歩に行ってね。
あとで、お金あげるから。」
ムカッ!
ときた私。
原因は、このバカ親だー!
何がお金あげるだ!
家の用事をやるのなんて、当たり前で、
デカイ息子をそうやって、甘やかすから、働かないんじゃない!
と。内心ムカムカした。
本人には言わない。
アホな親は、言ったって、治らない。
だから、アホな息子になるんだわ。
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