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2章:咲 (1/5)

2章:咲

「あれからもう3年も経ったんだね。翔ちゃん?聞いてる?」


今日は月に一回行っているお墓参りに来ていた。


とても広い霊園で手入れが行き渡っていて凄く綺麗な墓地だ。



そして墓石に問いかける私。

<○○翔太享年22歳>


「翔太の歳越しちゃったよー。早いなあ。」


私だけこうやって歳を取って
おばあちゃんになっていくのかな?

翔太は私がどんな姿になっても愛してくれるって言ってたから


愛してくれるよね?



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君の好きなうた ©著者:雪亜

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