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5章:Op.②-4 顔寄せ
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翌年、三月下旬。
竹松株式会社本社一階にある稽古場では、四月日本橋演舞場公演。
潟岡屋一門の稽古が始まった。
「当る四月。潟岡屋歌舞伎公演、名代を申し上げます。四代目鶴屋南北作、“盟三五大切”(かみかけて さんご たいせつ)」
狂言方が読み上げを行う。
「序幕 第一場 佃沖新地鼻の場、序幕 第二場 深川大和町の場、二幕目 第一場 二軒茶屋の場…………
千穐万歳大入叶(せんしゅうばんぜいおおいりかのう)」
会長の渡岡が後を受継ぐ。
「それでは、公演の成功と皆様の健康を祈念しまして。また、来年の春“田原仙太郎”を襲名されます、新右衛門丈のさらなるご健闘を祈りまして、一本締めを」
稽古場に居る全員が起立をした。
「ヨォー」
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン
◇◇◇
「芸……養子。潟岡屋さんの?あ、新さんすごい!……おめでとうございます!」
住まいに戻って報告した新に、美希は顔を紅潮させて抱きついた。
「わぁ! 若旦那になるのね!」
「ーー美希、美希。落ち着いて。俺はお断りしようと思っているんだ」
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