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26章:私の父は (1/1)

26章:私の父は

父は放蕩三昧、
酒に女、金使い。
母への暴力、


見るに見かねて。
家を出るようすすめ。
アパート探しにも行きましたが。


生活力のない母は、やはり、家を出ないで耐えていました。


ある日、
父が脳内出血で倒れ、
入院。
半身麻痺しました。


倒れてくれたことを聞いて。
私は内心ほっとしました。


「あー、もうこれで、母さんも飲んだくれで苦労しなくていい
んだ」
そう思ったからです。


あんなにも、辛い思いをし、苦労をしたにもかかわらず。


半身麻痺の父の介護を、
母は15年も看ました。


偉大な母です。


動けなくなったた父は、
「母さん、母さん」と寝ても覚めても母を慕い。
晩年の父は、今までで一番優しい顔になりました。


亡くなってずいぶん経ちましたが、


男の我を地でいったような人でした。
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自由気ままなバツイチ生活 ©著者:RAM

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