私は妊娠４ヶ月に入っていました。
母子手帳を貰い
産まれてくる赤ちゃんを夢みて。


とても心がはずんでいました。


裏腹に体力と疲労は限界にきていたようです。
色々
頑張りすぎちゃった、ハタチの私。


出血は、
切迫流産でした。
毎日、たくさん出る血が怖くて怖くて仕方なかった。


病院のベッドで毎日泣いていました。


結局、その子は助からずに、
呆気なく
流産に至ってしまいました。

気持ちのおきどころがなく、
毎日鬱々として、
泣き暮らしていました。

「もう、いい加減泣くのやめろよ！泣いたって仕方ないんだから」と圭ちゃん。


「貴方には、お腹に居た女の悲しみなんかわからないよ」


と、泣きすぎる私、
なかなか立ち直らない私に。


圭ちゃんは、
イライラしてきていました。
だから、
よく喧嘩するようになっていった。


これが、最初の関係の変化だったのかなー。


何しろ、
産めなかったことが悲しかった。