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100章:未来へ
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100章:未来へ
亜里紗は子供達三人を育てながら、スナックも週三日出勤して頑張っている。
子育てで悩んだり、正樹君ともたまに喧嘩したり、なんだかんだあっても、とりあえずは上手くいっているようだ。
龍之介は一人暮らしで仕事も頑張っている。
たまに帰ってきては地元の友達と飲みに行ったりスノボーに行ったり、其れなりに楽しく過ごしている。
本人にも聞いてみたが、彼女は居ないらしい。(泣)
虎之介はスナックに飲みに来ている社長さんの会社に就職し、意地悪な先輩にイビられながらも何とか頑張っている。
とても可愛い彼女が出来て、お互いの家に泊まったり泊まりに行ったりと、両家の親も認めているいい交際をしている。
龍之介も色々考えてくれているみたいだが、虎之介も将来の事を考えてくれている。
この話しは虎之介の会社の社長さんから聞いたのだが、
「虎之介君言ってましたよ。今のマンションは作りも古くてエレベーターもないから、親が年をとったら住めないと思ってるんですよね。今はまだ若いからいいけど、年をとって四階まで階段はキツいですから。将来的には一軒家を買ってあげて母親には楽させてやりたいんですって」
私は嬉しくて涙をこらえるのに必死だった。
少ない給料の中から、一ヶ月五万円も定期預金をしているらしい。
私には内緒にしておいてくれと言われてるので、絶対言わないでくれと社長さんに念を押された。
こんな母親だったけど、子供達は皆、とても優しく、たくましく成長してくれた。
この数十年、本当に色々な事があったが、私はケンジとやってきてよかったと思っているし、三人の子供達が私の子供として生まれてきてくれた事に、心から感謝をしたい。
年を取った両親の事、病気の弟の事、心配な事は沢山あるが、何が起こっても前向きに立ち向かっていきたいと思う。
今苦しい思いをしている方、辛い思いをしている方、自暴自棄になってしまっている方、色々な思いで生活している方々がいらっしゃると思います。
私のような者が本当に生意気だとは思いますが、諦めないで下さい。
きっと一筋の光が差し込んでくるはずです。
皆さんの未来に、希望に満ちた時間が訪れますように…
…………Fin♪………
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