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99章:時を経て明かされた事実 (1/4)

99章:時を経て明かされた事実

関東地方では記録的な大雪となった今年の成人の日、我が家の末っ子虎之介も無事に成人式を迎えた。



日中は雪の中、虎之介や友達数人を駅まで迎えに行ったりして、私自身も忙しい一日を過ごしていた。



夜、一件の着信があった。



久美子からだった!



私がまだ都内に住んでいた時に、子供の保育園を通じて仲良くなったお母さんだ。



秀一と知り合う事になったホテルで一緒に働いた久美子。




アドレスなどが変わる度に連絡はしていたが、電話がかかってくるなんて数年ぶりだった。




私「わぁー、久しぶり〜!元気だった?」



久美子「うん。元気だったよ。琴美も元気そうだね」



私「元気だよ〜」




久美子はその後旦那さんとは離婚していた。

仕事で知り合った男性と再婚して女の子を設けたが、数年後に離婚し、今は久美子と女の子との二人暮らしだ。



私「今日はどうしたの?」



久美子「今日成人式だったでしょ、おめでとうね」



私「ありがとう。久美子のとこもでしょ、おめでとう!」



久美子「うちは一緒に住んでないし、メール送ったけど返信もないよ」


私「そうなんだ。今頃飲んでるんだよ。きっと明日ぐらいに折り返しあるよ」



久美子「うん…あっ今日電話したのはね、報告っていうかちゃんと伝えなきゃなぁって思って電話したんだ…」




私「何ぃ?またいい人出来た?」



久美子「アハハ、そうじゃないよ。虎もめでたく成人式を終えて、イッパシの大人になったからさ…」



私「虎之介に関係あるの?」



久美子「うん。石田さんの事…」




〈石田さん…秀一?〉



その名前を聞いたのは、何年ぶりだっただろうか……




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軌跡 ©著者:コロン

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