夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
93章:前進
(1/1)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
93章:前進
ブンちゃんが亡くなって間もなく、お店ではイベントがあった。
浴衣祭りだ。
今思えば私の感覚は古く、せっかく女の子達が綺麗になるのだから、大勢のお客様に来店してもらいたいと思い、いつもイベントは週末に行なっていた。
そこをズバリ亜里紗に指摘された。
亜里紗「黙ってたって人が集まる週末にイベントをもってくる意味がわからない。キャバはイベント事は敢えて平日にやるよ。暇な平日にいかに人寄せをするかでしょ」
ぐうの音も出なかった。
確かに亜里紗の言う事は一理ある。
今回初めてイベントを平日にやる事にした。
初めての事をやる時はいつもドキドキだ。
でも、今は何故か落ち着いた気持ちでいた。
〈大丈夫!ブンちゃんが守ってくれている!〉
そう思えた。
ブンの事が、生きている時よりとても身近に感じられた。
いつも側に居てくれているような気がした。
二日間開催した浴衣祭りは、大入り満員、大盛況のうちに終わった。
〈ブンちゃん、とっても忙しかったよ。ありがとう…〉
いつまでも悲しんでいたらブンが安心して天国に行けないじゃない!
見ていてねブンちゃん!
それからの私は、今までナアナアになっていた仕事に対しても考えが変わった。
「まあいいや」で済ませていた事を、「何でこうなったんだろう」と考えるようになった。
ブンのお陰で価値観が変わってきた感じがする。
私はブンに恥ずかしくないように生きていきたい。
前進あるのみだ!
<前へ
344 /365
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
軌跡 ©著者:コロン
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.