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92章:天国に行ったブンちゃん
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92章:天国に行ったブンちゃん
季節は初夏に入っていた。
まだ梅雨明けはしていないので、ジメジメ蒸し暑い日が続いていた。
私が昼職を終え家に帰ると同時にケンジから電話があった。
ケンジ「今日はもう帰れるんだけど、エアコン見に行くか?」
最近お店のエアコンの調子が悪かった。
本格的な夏を迎える前に壊れては大変なので、取り替えなくてはと思っていた。
私「行く」
ケンジが帰って来て、私達は近所の電気屋にエアコンを見に行った。
「ブン、いい子で待っててね」
出掛ける時に変わらないいつもの光景だ。
この時季は、ブンがリビングとベランダを自由に行き来出来るようにガラス戸を少し開けておく。
愛犬ブンタはいつもと変わらないように見えた…
エアコンを購入し、お店に設置する日も決まり、気分良く帰宅した。
リビングに入ると、床一面が濡れていた。
私「ブン!またやったの!」
ベランダでブンが動いたように見えた。
ブンはこの2、3日おしっこを漏らしてしまっていた。
普段は大も小も、散歩の時以外はせず、家の中で粗相をする事などなかった。
〈もう……〉
と思い、リビングを掃除してからベランダに居るブンを叱ろうと思って出た瞬間、私は滑って転んでしまった。
「痛っ……」
ケンジは転んだ私を見て笑っている。
私はベランダを見て唖然とした。
水?おしっこ?水びたしだ…
ブンはベランダの隅っこにいた。
ブンの顔を見た瞬間、ただ事ではないと思った。
口からは泡を噴き、呼吸は荒く、熱くなったベランダにお腹を付いたまま、動けないでいる。
私「お父さん!ブンが大変…」
私は声をあらげて叫んだ!
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