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88章:微妙な関係 (1/7)

88章:微妙な関係

次の日は日曜日だったので、正樹君は仕事が休みのはず。



私は亜里紗の所に帰って来たかどうか心配だった。



でもいちいち連絡して聞く事はしなかった。



亜里紗も正樹君もいい大人だ。


夫婦間で起きた問題は夫婦間で解決するに限る。


お昼過ぎ、花梨の声が聞こえた。



「ババ〜!」



亜里紗と花梨が入って来た。



私「どうしたの?正樹君と話したの?」



亜里紗「話す訳ないじゃん。帰って来たから出て来たの!」



その会話を聞いてケンジが口を挟んできた。


「何だって?帰って来たから出て来たってどういう事だ?」



私は昨日の事をケンジに話していなかった。


一から説明した。



亜里紗がケンジから一喝され、帰らされた。



私はマンションの下まで送って行った。



私「ちゃんと話しなさい。 お母さんは正樹君も亜里紗も、二人とも間違ってないと思うよ」



私の言葉に亜里紗は少し安心した表情を浮かべた。



亜里紗「うん…」



亜里紗は帰って行った。



私が家に帰るとケンジが
「お前が甘いから亜里紗はあんな我が儘になったんだろ」
と言ってきた。



いつもそうだ。



子供達の事で何か問題が起きると、必ず私のせい…



私は返事をしなかった。



ケンジが出掛けた。


バイクの洗車をしてくるとか言っていたが、私は出掛けてくれてせいせいした。



最近は徹君にメールを返信していなかったので、返信をした。


ついでに昨日起こった亜里紗達の事も、徹君の意見を聞きたかったので内容を説明した。




折り返しメールがきた。



『今電話しても大丈夫?』




私は今日はこちらからかけようと思い、電話をした。


徹君「もしもし」



私「もしもし、こんにちは」




徹君「こんにちは。こっちからかけたのに。なんかごめん…」



私「この前も長電話しちゃったし。それに今日は私が話しをしたかったんだから気にしないで」




私は徹君の意見を聞いた。





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軌跡 ©著者:コロン

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