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71章:閉店
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71章:閉店
スナックは順調だった…
亜里紗も毎週金曜日に出勤し、其れなりにお客様を呼び頑張っていた…
でも、その知らせはある日突然きた…
朝9時に私の携帯が鳴った…
ママからだ…
〈こんなに早くどうしたんだろう…〉
ママは
「水商売やってる人間に朝の8時9時に電話してくる馬鹿いるんだよね、やんなっちゃうわ!私らにとったらそんな時間真夜中だっつーの!」
とよく言っていた…
だからママから午前中に連絡がくる事など、今まで一度もなかった…
私「もしもし…」
ママ「琴美ちゃん、寝てたよね…ごめんね、こんなに朝早く…」
私「大丈夫ですよ…どうかしたんですか?」
ママは明らかに元気がなかった…
ママ「弟がさ、事業に失敗しちゃって大変な借金が残っちゃったの…」
ママの弟さんは輸入雑貨の仕事をしていた。
スナックにも何度か来た事があり、私も席に着かせてもらっていた…
私「そうなんですか…」
ママ「私も連帯保証人になっていてね…参ったわ…」
ママは泣いているような気がした…
私は何て言葉をかけていいか分からずに、無言でいた…
ママ「琴美ちゃん、私もしかしたら母を引き取る事になるかもしれないの…弟夫婦と母が一緒に住んでるんだけど…あっ、ちょっと待ってね、今義妹から着信入ったからかけ直すわ…」
私「はい…」
でも、その後待てど暮らせど、ママからの折り返しはなかった…
そして夜になり、ママから着信があった…
ママ「琴美ちゃん…」
私「もしもし…ママ…」
ママ「連絡が遅くなって…ごめ…ん…」
私「ママ…どうしたんですか?ママ?」
ママ「弟が…弟が死んだの…」
私「エッ………」
ママの弟さんは、自殺した…
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