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63章:崩落の兆し (1/4)

63章:崩落の兆し

話しが前後して申し訳ないのだが、我が家には犬が一頭居る。



亜里紗が小学五年生の時に、友達の家で生まれた犬を貰った。



うちは集合住宅なので、ペットは駄目だと言ったが、
「どうしても欲しい 、これから誕生日プレゼントもクリスマスプレゼントも何も要らないから」
と亜里紗に泣きつかれた。


まあそう言ってたのはこの時だけで、その後もプレゼント系はしっかり貰っていた亜里紗だが…(笑)




集合住宅と言っても分譲なので、周りにも犬や猫を飼ってる家もいたので、ケンジも渋々承諾して飼いだした犬だ…




犬の名前は『ブンタ』と言う。


渋々承諾したケンジが名付け親だ。(笑)

トラック野郎という映画をご存知たろうか…


ケンジは菅原文太が好きでそこからとったようだ…



亜里紗が花梨を連れて退院してきた時のブンちゃんの反応は、見ていて笑えた…



困ったような、でも興味はあるから匂いを嗅ぎに行く…



花梨に近づくとケンジや私に怒られる…


ブンは雑種だが毛並や色はゴールデンレトリバーのようで、大きさは中型犬ぐらいだ。



花梨がハイハイをしだした頃は、一緒になって歩き回り、いつも花梨にくっついていた…



でもその頃から、亜里紗と淳夫は喧嘩の回数が増えてきた…



淳夫が仕事を休みがちになったのだ…


どうも社長さんと上手くいってなかったようで、仕事に行くと言ってパチンコに行っていたのが亜里紗にバレて、その日大喧嘩が始まった…




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軌跡 ©著者:コロン

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