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42章:孤独と闘う日々 (1/8)

42章:孤独と闘う日々

次の日事務の仕事の時に社長に
「事務やってるのを周りに知られてお店でやりづらくなったかい?」
と言われた。


私「やりづらいと言うか…雰囲気は悪くなったけど、マイペースでやって行きます」


社長「お店毎日出てもらったら、私も楽になるし周りも琴美を認めざるをえなくなるから、やりやすくなると思うよ…」


私「毎日出勤は考えてないです…」


社長「まあ今はそう思っていても、気持ちって変わる時があるからね…」


私「歩さんをママにすればいいんじゃないですか?今だってそんな感じでやってるんだし…」



社長「あの子はママにはなれないよ。少なくともうちではママにはさせられない」


私「何でですか?」

社長「歯の無い子をママに出来ないでしょ?まあそれだけじゃないけどね。私から見てママになる要素が足りなすぎる」

歩さんは上の歯が全てない。若い頃にシンナーをやっていた影響だと聞いた事がある…



話しは途中だったが、社長は商工会の会合があり出掛けて行った。


私は仕事を済ませて時間になったから帰宅した。


夜の事を考えると憂鬱だった…


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軌跡 ©著者:コロン

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