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39章:運転免許
私は車の免許を取りに行く事にした。
前から取ろうと思っていたが、社長の話しを聞いた後は尚更、忙しくしてた方が何かと都合がいいと思った。
平日はお寿司屋さんがあるので、私は土日のコースで取る事にした。
学科の方は時間割が決まっているので、たまにバートを遅刻したり早退したりがあったが、その辺は店長も融通をきかせてくれた。
スナックの方は、相変わらずママは来ていなかった。
厨房のオバサンは横山さんと言い、みんなからよっちゃんと呼ばれていた。
よっちゃん「前の時は1ヶ月ぐらいで出てきたのにさ、今回は長いね」
なんて言っていた。
古くから居る歩さんがママ代行のような感じでやっていた。
歩さんも生き生きとやっていたし、私も働きやすかった。
虎之介はまだ保育園が決まらず、託児所は職場の近くに入れていた為、日曜日の教習所はケンジが休みだから見てもらえたが、土曜日は教習所の中にある託児所に預けた。
虎之介は
「ここの保育園つまんない」
と言って行きたがらなかった。
小さい子が多かったので、もうすぐ三歳になる虎之介には、遊び相手にならず物足りなかったのだろう…
寝不足だったりで大変だったが、私は土日のコースで4ヶ月通い、晴れて運転免許証を取得した♪
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