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22章:恋心 (1/2)

22章:恋心

その後はあっという間に時間が過ぎ、3時のパン出庫の時間になった…


高野さん「清水さん、時間だから行ってきて。分かるかな?」


久美子「はい、佐藤さんのように分からなかったら聞きます(笑)」


高野さんも私も笑った。


久美子はパン出庫に出掛けて行った…



パン出庫から戻ってきた久美子は何故かとてもニコニコしていた。


私「久美子なんか嬉しそうだね。いい事でもあった?」


久美子「わかる〜♪」

お客様がバタバタと入り出した…


久美子「後でね」


そう言ってその場は終わった…




仕事が終わった。


一日中立ち仕事でクタクタに疲れたけど、とても充実した一日だったと思う。


帰り道、電車に揺られちょっとウトウトなりだした頃に久美子が
「ねぇ、私がパン出庫から帰ってきた時に嬉しそうだね、何かあったって聞いてきたじゃん」


私「あー、聞いた、聞いた」

久美子「パン出庫行った時さー、エレベーター降りてドア開けたら、パンケース抱えてる男の人がいてさー…」

私「へぇ〜、でも何でパンケース持ってたの?」


久美子「なんかその人がもう上がる時間で、パン出庫もそろそろ取りに来る時間だから、届けてくれようとしたんだって…優しくない?」


私「そうだね」


久美子「しかもさー、私のタイプなんだよね〜♪目が鋭いのに笑顔が可愛いの…」

私はすぐに分かった!
〈あー、きっとあの人だ〉

久美子は旦那さんは居るが上手くいっていない…

どうもフィリピンの子に入れあげてるみたいで、浮気も一度や二度じゃないらしい…


久美子自身はまだ浮気経験はないそうだが、機会があればそうゆう気持ちはあると言っていた…


久美子「私さ〜、ホテルってカッコイイ人が多いと思って、それで働きたいな〜って思ったんだよね…不純な動機でごめんね」


私「なるほどねぇ(笑)」


久美子「私石田さんに恋したかも…」



私「もう名前ゲットしたんだ」

久美子「名札みたの…」


私「そうか…」

確かにみんな名札付けてるもんね。


この日から久美子の石田さんに対する猛アタックが始まった…



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軌跡 ©著者:コロン

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