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14章:決着 (1/2)

14章:決着

診察室を出てきた私にケンジは
「どうだった?」と聞いてきた。

私「妊娠してた…」

ケンジ「やったぁ!」

予想通りの反応に私は微笑んだ。


ケンジ「琴美…結婚しような…」


私は黙って頷いた…


私達の結婚に誰も反対する者はいなかった。


ケンジの両親も、私の両親も、友達も、恵子のママも…


みんな祝福してくれた。


私はただ一つ気がかりな事があった…


誠の事だ…

結婚が決まった今、誠との事をケンジに黙っていていいのだろうか…


私は今どうしても誠と話したい…


私は前に誠に貰った名刺を探して会社の番号に電話をした。


誠「はい、お電話かわりました。〇〇です」

私「誠?琴美です…」


誠「……」


私「会って話したい事があるんだ」


誠「結婚の事ならケンジから聞いてるよ、おめでとう…」


私「そうなんだけど、私誠との事黙ってるの心苦しい…」


誠「馬鹿野郎!…」

受話器を離したくなるくらい大きな声で怒鳴られた…

誠「今日はケンジと会うか?」

私「平日だから会わないよ」


誠「わかった…今日会って話そう…仕事終わったら琴美の家の方まで行くから…」


私と誠は時間を決めてうちの近所の公園で待ち合わせした。


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軌跡 ©著者:コロン

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