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11章:中絶 (1/2)

11章:中絶

病院に着き、分娩控え室のような部屋に案内された。


何の点滴だか分からないが腕には点滴をされた。


出産経験もなく中絶経験もない私は、子宮口を開く為の器具を入れられた。


時折聞こえる赤ちゃんの泣き声を、私は耳を塞ぎたい思いで聞いていた…


〈赤ちゃんごめんね…産まれてきたかっただろうに…本当にごめんね…〉

私はお腹に手を当てて何度も何度も謝った…


ケンジはずっと手を握っていてくれた…


どれくらい経っただろう…


看護婦「そろそろ手術室に移りますね」


そう言われてハッとした。

いつの間にか眠ってしまったようだ。


ケンジは心配そうに私を見ている…


私「大丈夫だよ…」


ケンジ「ごめんな…」


私「行ってくるね…」


私は手術室に入った…


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軌跡 ©著者:コロン

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