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4章:初体験 (2/4)

家に帰り部屋でボーッとしていたら電話がなった。

ケンジからだ。


ケンジ「今仕事終わってこれから学校行くよ」

ケンジはスタンドの仕事が終わってから定時制高校に通っていた。


私「うんわかった。 気をつけてね〜」

ケンジ「終わったら電話するね」

私「はぁーい」




夜九時過ぎてからケンジから電話がかかってきた。


ケンジ「これから会いに行ってもいいかな?」

私「今から?明日学校あるしな…」

ケンジ「ちょっと顔見るだけ…駄目かな…」

なんかちょっと可哀想に思えた。


私「ちょっとならいいよ」


ケンジ「かっとんで行く!」

私「安全運転でね」

30分程したらケンジが来た。


私は助手席に乗り込んだ。

ケンジ「元気だった?昨日会ったよな。なんかへんだよな俺…」

私「そんな事ないけどどうしたの?」

ケンジ「会いたいと思ったら我慢出来なくてさ。男のくせにみっともないな」


何故かケンジの事をとても愛おしく感じた。


私達は自然に抱き合いキスをしていた。

昨日と違いケンジは舌を絡めてくる…

私ディープキスは初めて…

頭がクラクラしてきた。
ケンジの息づかいが荒くなってきた。

ケンジの手が私の胸を揉み出した…


私「車の中じゃイヤ…」


ケンジ「だよな。ごめん…俺んち来るか?」

私「だって後輩居るんでしょ?」

ケンジ「今日は夜勤で帰ってこないよ」

私は明日の学校の事などどうでもよくなってケンジの家に向かった。

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軌跡 ©著者:コロン

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