ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

2章:経緯 (2/6)

ケンジ「じゃあ車置いて家まで送るよ。真っ暗だし本当に危ないから」


ここでごねると長引く…

早く帰りたかったから渋々頷いた。


ケンジと二人で歩いて家の近くまできたら、なんと両親が心配して私の帰りを待っていた。


母「もう琴美ー!こんな時間まで何処に居たの!バイトとっくに終わってるでしょ! お父さ〜ん、琴美帰ってきたー」

父が小走りで近づいてきた。


父「おいおい遅いぞー!何やってたんだー!あれっ?…」

私の後方に居たケンジに父が気づいた。

ほどなく母も気づく…


母「あらー、琴美の彼氏? 」

〈彼氏なわけないでしょ!今日初めて会ったんだから!でも彼氏じゃない男と何でこんな時間まで一緒に居たのってなるし、ナンパされてついて行ったなんて言うのやだし…〉

私は心の中で葛藤していた…


ケンジ「今日はこんな時間までつき合わせてしまってすいません。自分は琴美さんとは今日初めて…」

私「あー黙っててごめんね。この人はケンジさん。私の今おつき合いしてる人。今日は遅くなっちゃったからいいって言ってるのに家まで送ってくれたの」


暗闇なのにケンジの驚いた顔がよく分かった。

母「まあそれはどうも。上がってお茶でも」


ケンジ「いや今日はもう遅いので…」


父「そんな事言わずにどうぞ上がって行って下さい」

〈おいおい、こうゆう時は普通父親はムッツリして追い返すもんだろ。何だよお父さんまで一緒になって…〉と私が思うのは当然ですよね?…


5 /365

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

軌跡 ©著者:コロン

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.