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10章:X (12/12)




その日は結局一睡も出来なかった。

付けっ放しのDVDは、もうとっくに本編が終わっていて、繰り返し同じ映像を流し続けていた。



面倒臭い面倒臭い面倒臭い



悠也から放たれた一言が頭を離れなくて、ずっと脳内で再生される。




外はもう明るくなっていて、寝室からは悠也の寝息が聞こえてくる。



「……帰ろっと。」




悠也は分かってない。

私がどれだけ悠也のことを想っているか、悠也の為にどれだけ頑張っているか。

私は間違っていないのに。




早く悠也の目を覚まさせてあげなきゃ。




鈍感すぎる悠也のことだから、ちょっとは痛い目見ないと分からないよね?


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ー秘密ー ©著者:爽健美茶

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