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5章:してはいけなかったこと (1/1)

5章:してはいけなかったこと

大地への想いは大きくなるばかり…

けど指名替えを許してくれない担当

板挟みのまま日にちはすぎていった…


そして考え付いたのが
「大地が違う店に移ればいいんだ!」


次の日お店に行き、担当や他のヘルプが席を外した隙に大地にささやいた

「ねえ、お店変える気ないの?変えたら私が指名で行くんだけどなぁ〜」

すると大地は嬉しそうに

「ホントに?それなら店変えようかなぁ…けどヒロさんにお世話になってるし…」

ヒロさんとは、大地がお店に入ってからいろいろ教えてくれた先輩ホストで、その人を裏切ることができないらしい

「それでも店変わるなら、私は指名で行くよ…ほすほすにアドレス出してるでしょ?辞めたらあのアドレスにメールするよ」

そう言い残して帰って行った


それから一週間がたった


辞めたという話は聞かなかった

やはり辞めれなかったのか?
それとも私に指名なんか貰いたくなかったのか?
いろいろ考えてしまい、気分が落ち込んでくる


そしてウジウジ悩んでいる自分が嫌になった

「気になるなら本人に聞けばいい!」

私は急いでパソコンを開き、ほすほすを開いた

大地…アドレス…あった!

携帯に打ち込み、一言だけ書いて送信する


「あかねだけど、わかるかな?」

他に同じ名前なんてたくさんいるかも知れない

けど少しでも私のことを気に止めていてくれるなら、気づいてくれるはず…

そんなかすかな願いだけを胸にメールを送った


一時間…二時間…返事は来ない

まだ寝ている?
けど、もしお店に行って他の奴にメールを見せちゃったとしたら…?
二度とお店に行けなくなる…
頭の中にはいろんな考えが駆け巡る

そして自分の軽薄な行為を後悔し始める

バカなことをした

しかし、後悔しても送ったメールは取り消すことができない


もうお店には行けないのかも…

半分諦めかけたその時


メールの着信音が響いた


「もしかして、あかねさん?」

大地だった

「そうだよ!わかる!?」

慌てて返信すると

「わかるよ!当たり前じゃん!すごく会いたかったから…」


この時から二人の時間は進み始めた気がする


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ヘルプと恋に落ちたバカ女煉」 ©著者:スノーリバー

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