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21章:ミドリと賢者の石
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21章:ミドリと賢者の石
さて、錬金術における賢者の石とは何であろうか?
中世ヨーロッパの錬金術師が言う『賢者の石』とは不老長寿の妙薬であり、卑金属を黄金に変成する基であり、万病を癒す万能薬であると言う
また、これは中世アラビアにおけるエリキサと呼ばれる霊薬と同義であるとも言われる
しかし『賢者の石』やその作成の鍵となる『プリマ・マテリア(第一物質)』『プリマ・アジェンス(唯一物質)』については幾多の錬金術師がそれぞれ謎々の様な記録を残すばかりで核心的な物は何もない
しかもそれは『石』ですらなく、液体であったり気体であったりという記述もある
結果的に賢者の石を得たとも、逆についに得なかったとも語られる、英国の錬金術師トマス・チャーノック(1520〜1581)の末裔であるとされるケント・チャーノックは、古代ギリシャ神話における『ネクタール』と呼ばれる霊的な飲み物に着目していた
そして、偉大なる錬金術師パラケルススが錬金術と同義にもちいたスパジリア(spagyria)という造語にも鍵があると考えていた
これは、ギリシャ語のspao(抜き取る)ageiro(集める)の複合語だ
また、賢者の石の基となる物質は「実はありきたりで卑しい物質」であるという記述も彼の脳裏から離れなかった
ケント・チャーノックはある仮説を立てた
そして、ひとりの美しい少年の、まだ幼い肉体で実におぞましい試みを行ったのだ
それは執拗に追い求めた真理を追求する実験であり、また、彼自身の暗い欲望を満足させる背徳的行為でもあった
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浮遊する言霊 ©著者:黒蝶少年
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