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11章:喪失
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「悔しいが山岸さんの命を守れなかったのだから今回は我々の負けだ。君たちまで巻き込んでしまいながらこんな結果で申し訳ない。君たちは由香里さんを完璧に守り通したのにな」
進藤は苦渋の表情で拓馬に言葉を絞り出す
(敗北宣言かよ…でも無理はないか…)
「この借りは必ず奴らに返すつもりだが、我々がベトナムで出来る事はもう無いに等しい。射殺事件だから通り一辺の捜査がベトナム警察で行われるだろうが、犯人が判明するとは考えにくい。死因は明らかだから遺体は今日明日にでも返して貰えるだろう。後は由香里さんと一緒に山岸さんの遺体を無事に日本まで…」
その時ドアが開き、由香里とミドリ、そしてグエン少佐が入ってきた
まずグエン少佐が咳払いをひとつしてから口を開く
「ミスター山岸の死因ははっきりしている。無論、我々の手によって事件の捜査は行われるが、遺体はお返しするのが通常だ。日本では司法解剖がされるのかも知れないが、我々の流儀では監察医により死因となる弾丸が検出された時点で、これ以上遺体をお預かりする理由が無い…本来なら、だ」
進藤たちも拓馬も、この精悍な容貌のベトナム人警察将校が何を言いたいのか全く見当がつかない
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浮遊する言霊 ©著者:黒蝶少年
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