ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

9章:①-9 epilogue〜エピローグ (2/7)

※※※※※※

「I 'm single!」

スキー場の二人掛けリフト乗り場で、声が飛び交う。


カナダのカルガリー国際空港から、直通バスで1時間45分。


[Lake Louise Ski Area.]

レイクルイーズ・スキー場は標高差1000m足らずだが、カナディアン・ロッキーの雄大な景色を望める。


「I 'm single!」

ひとりで並んでいるスキーヤーを探して、その列の横に入れてもらうのだ。

シャイな日本人では考えもつかない慣習だが、欧米のスキー場では通常の光景。

それによって搬送率が上がり、混雑も緩和される。



「single!」

並んでいた裕二が、ストックを上げて合図した。


あの夏から――冬になり、休暇が取れた裕二は、やっと飛鳥と共にここに来る事が出来た。


「It is very beautiful! fantastic!」

リフトから振り返って観る壮麗なロッキー山脈に、裕二の横でブルーの瞳を持つ青年が感嘆の声を漏らした。


131 /282

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

白いスーツの妖精〜Miri再び ©著者:七斗

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.