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7章:①-7 最終章 The Soud of Silence(沈黙の世界)
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「おい! 飛鳥、何でーー」
「英二、どいて……」
礼司はこれ以上、可笑しい事は無いという愉快な表情を現した。
「アハハハハハ! そんな簡単に私を排除出来るとでも思ってるのかい?」
ゆっくりとスーツの内ポケットに手をいれて――
「これはS&W社の女性用護身銃M36レディ・スミスだ。君にとても似合うモデルだと思うけれど?」
安全装置をカチリと外して、銃口が飛鳥に向けられた。
右手に持ったナイフに左手を添えて、斜めに構える飛鳥がツンと顎を上げる。
「ふん! 想定内や。そんなちゃちい護身用モデルで! 一発でうちを仕留められると思てんの? ナイフと相打ちや。山脇さん――お互いなぁ……死ぬのは一回だけやで」
礼司が瞳孔を拡げて、喜色満面になる。
「なんと! 君が男だっら! ここに居る、ただの張りぼて男より、どんなに私の役に立ったことか。さすが私が敬愛した教授のお孫さんだ!ーーそれに引き換え!」
銃口はそのまま飛鳥に向けられていたが、唇を歪めて蔑んだ声が英二を陵辱する。
「全く……橋にも棒にもかからない『鈍(なまくら)の薮枯らし』とは君に当てられた言葉だね! 何の価値も持ち得ていない男だ。だからこんなくだらない事に、時間を割かなければならない」
英二の唇が、妖しくねじれて醜悪に気色ばんだ。
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白いスーツの妖精〜Miri再び ©著者:七斗
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