夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
5章:①-5 Hamlet(ハムレット)
(2/12)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
男なんか、絶対好きにならへん。
自分の目標を遂げる為には、雑念は禁物や。うっとおしい。面倒くさい。邪魔や。
ずっとそう思っていたのに。
――裕二に惹かれた。
BARに行った夜……
何年も、ずっと側に居てくれたひとのような錯角を憶えた。
ラヴェルのピアノ曲『亡き王女のためのパヴァーヌ』が心に流れる。
ルーヴル美術館に収蔵された、17世紀・スペインはマルガリータ王女の肖像画。
それを観たラヴェルが、インスピレーションを得て作曲したと云われている。
“葬送の哀歌”ではなく、小さな王女が踊ったような“パヴァーヌ”(宮廷舞踊)。
それでも、そのゆっくりとした不協和音の旋律は、哀しさと力強さが混じり合い、美しくも儚い。
飛鳥は眼を閉じ、湧き出る想いを曲に重ねる。
If love be blind,it best agrees with night.
(恋が盲目なら夜の闇こそふさわしい)
「今、この瞬間、裕二が好き。それではあかん?」
裕二は少し考え、更に強く飛鳥の手を握った。
<前へ
65 /282
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
白いスーツの妖精〜Miri再び ©著者:七斗
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.