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20章:元ホストの「豆」
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20章:元ホストの「豆」
お正月は初詣に行き
監督の家に行き
ゲームをこうに教えてもらい
そして、豆が来た。
こうがホストしていた頃の仲間の豆は、実家の農業を継いでいた
豆も、元ホストだったなんて思えない位おっさんみたく日焼けをして、たくましくなっていた。
「カオルさん、お久しぶりです、レイさんも元気でしたか?やっと会えました!感激っす!」
「豆いつも、野菜ありがとう。新鮮だから、おいしいよ」
…あたいは、豆にお礼を言った
「俺、店で腹すかしていた時期に俺にだけって言って飯をオーダーしてくれた事あったでしょ?あれ、忘れてません。
二回目店に来た時、レイさん 俺にってタバコワンカートンお土産にくれたの覚えてます?やさしかったですもん、レイさん…俺みたいに売れてない奴にでも」
「お前、レイにそんな事してもらってたのかよっ
」
「カオルさん!だってレイさん…カオルさんに言わないでねって言ったから……(^^ゞすいません」
始めて店に行った時に居た
「かんもどき」さんは、夜のスカウトマンになっているらしい。
「マネージャー」さんは、キャバクラの店長してるらしい。
「チーフ」は、フィリピンパブの女の子達のバスの送迎の運転手してるらしい。チーフは、カオル達を裏切ったひとりでもある人で…
カオルのお金を取ってばっくれた代表は、今は別件で逮捕されコンクリートの中にいるらしい。
こうは、静かに聞いていた
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