重たいドアを開けると、店内はブルーの照明でいかにも怪しい雰囲気で、なんとなくイヤだった


つーちゃんは、カウンターに座り


「レイちゃん、ここにおいで」


と、隣の席に座らした


しばらくすると、マスターが


「お久しぶりです」

と、挨拶をすると

「彼はよく働いてくれてますよ、覚えもいいですし女の子のお客さんが増えましたから」

そのマスターの言葉をさえぎるように


「あぁ、俺しばらくしたら帰るから この女の子をゆっくり飲ましてやってくれ、勘定は俺につけといていいから」


「えっ？つーちゃん帰るんですか？今来たばかりなのに…じゃ私も帰りますから………」


意味わかんない
一人でこんなとこに
いるのヤダわ






そう思って鞄を持った時