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12章:季節は過ぎて (1/9)

12章:季節は過ぎて

カオルが居なくなって、もうすぐ一年になろうとしていた。


あたいは がむしゃらに仕事をしていた、カオルの店があった土地の現場は完成し…

そこに行く事もなかった
念願だった
一級建築士の資格も取った。


過ぎてゆく時間の中に
しだいにカオルの記憶は、薄れていった。

それでも、首にはカオルの指輪は残っていた、あれから一度もはずした事がない。


記憶が薄れても
心の中には、いつもどこかにカオルはいたような気がする



捨てられたのに…
未練たらしい
あたいが、まだ居た



女って、馬鹿です



心底、馬鹿です



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カオル ©著者:なお

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