ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

11章:別れ (1/1)

11章:別れ

豆にメールした


「カオルが居なくなったの、どこに行ったか知らない?」


そうメールすると、豆はすぐ電話をくれた


「もしもし、カオルさん居なくなったって どう言う事なんですか?」


「わかんない、メモ残して居なくなっちゃった」

そう話すと泣き出してしまった。事情を話すと『カオルさんらしいっす』と言う…


豆とこにも、何も連絡ないと言う


もし連絡が入ったら、『帰って来て』と伝えてほしいとお願いをして電話を切った



部屋には、カオルがいつもしていた指輪が一つだけ残されていた


あたいの指には大きく
やっと、はまったのは

人差し指指で…

それでも 大きすぎ

鎖をつけ
ペンダントにした





カオルを簡単に忘れたくなかったから…

きっといつか、帰って来ると信じてたから…





三ヶ月が過ぎた頃、郵便物の中に 投稿人の記載のない封筒があった
郵便局を通してない

ここに持って来たんだ

開けて見ると
5万円が入っていた
封筒の裏には

「ありがと」と書いてあった。

カオルだと思った
カオルの字だった



以前服を買った時
たしかこれぐらいの
金額だった事を
思い出した


ちゃんと覚えていたんだ
なら…


どうして、会ってくれないの?
心が苦しくて…
たまらなかった


終わったんだ
そう思った




130 /306

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

カオル ©著者:なお

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.