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10章:源氏名 カオル (4/28)

「カオル?大丈夫?」


声をかけると、振り向いた顔には涙のあとがあった


「カオル、もうがんばらなくていいんだよ 一生懸命頑張ったと思う。レイ見てきたよ、ちゃんと頑張るカオルを…、とりあえず、レイの家に帰ろ!」



「店が…」



「今、店の事よりカオル自分の事だけ考えようよ…ね?…体壊しちゃうよ………お願い 一緒に帰ろう」



「うん、レイごめんな 迷惑かけて……」



「いいよ、大好きなカオルの為だもん 迷惑と思わない! あっマネージャーさんにだけ、連絡あとで入れよう。心配さしたら悪いから」



一時的にお世話になったマンションの友達に御礼を言ってから



カオルは、うちに来た



車内では一言も話さなかった 「戸惑い」や 「不安」や 「怒り」を我慢しているんだと思う




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カオル ©著者:なお

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