ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

33章:NO rain (1/8)

33章:NO rain

短き夏。



北海道の夏は短い。



あっという間に秋になる。



ひとときの恋を諦めた時。



私はトシを選んだ。







でも、私には・・・



捨てきれない思いがある。









雲が隠れても、太陽は私を照らしてくれる。



私に振る雨はただの通り雨。



また太陽は私を照らす。



教えてくれたのは、紛れもなく君。



あつしだったね。









恋は何年ぶりだろう。



あなたに恋して



あなたを愛して



がむしゃらに生きてきた。









あなたに使った笑顔も涙も



この2年間。一緒分使った気がする。



無駄じゃなかったって言いきれる。









それでも私はトシをおいていったじゃない?



勝手に疲れてしまったの。



「その穴を埋めるためにあつしがきた。」



誰だってそう思う。



「絶対そうじゃない。100%違うよ。」





って私は悔しくとも言いきれない。





でもね。



2人だけ、思っていることがある。



「あれはまぎれもなく恋だった」



今笑って、隣でいてくれる君。



笑い話にしてくれる君。



いつだって、暖かい手を差し伸べてくれる君。



今だって、応援してくれる君。



そんな君に私は恋をしました。



時間じゃないんだ。



こんなどうしようもない私に



恋して



恋させてくれて



ありがとう。



ただそれだけ。



もうすこししたら言える気がする。







もう少しで、通り雨が去って、



君がいう虹がかかりそうなんだ。





もう少しこんな私をみていて。



362 /389

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

君依存 ©著者:雅

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.