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28章:ハリネズミ
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28章:ハリネズミ
ハリネズミのジレンマ。
むかしむかしあるところに、二匹のハリネズミがいました。
ある晩のこと。
あまりに寒い夜だったので、この二匹のハリネズミは、
近づき、体を寄せ合って、互いの体を温めようとしました。
しかし近づこうとすればするほど、温めあおうとすればするほど、
互いに体の針が相手の体に刺さってしまい、傷つけあってしまいます。
だからといって、離れれば離れたで、夜の寒さに打ち勝てそうもありません。
二匹のハリネズミは互いにくっつき、痛みを感じ、そして離れ、寒さを感じながら
互いに痛みを我慢でき、互いのぬくもりを感じあえる距離を探っていきました。
そして一晩中くっついたり離れたりを繰り返した結果、
そこまで痛くも無く、相手のぬくもりを感じられるような距離を見つけて
夜の寒さをしのいだ。
この二匹は、その後も幸せに暮らしました。
『なんだか俺らみたいだね。
これから、お互いの距離を探しながら一緒にいければいいね。』
いつだか言っていた。
寂しくて身を寄せあう度に
お互いに傷つけあうしかできない・・・。
寒くって身を寄せあう度に
お互いに傷つく事しかできない・・・。
としの心が離れていくのがわかる。
私の心があなたともう一人を比べている。
私にはあなたをを傷つけるしかできない。
人に触れたい。
この棘がとても痛いよ・・・。
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