本当の愛ってなんだろう。


今、ふと思うんだ。


あの頃の私たちは、恋に恋して、

愛に翻弄されていたんじゃないかな。


なんで、手放せなかったんだろう。


あの時、現実を受け止めて、違う選択をしてたら、

今の私たちではなかったのかな？


あなたは私なしじゃ生きていけないと思ってた。

だから、何もかもを知って、支えてあげなきゃ。

って必死だったんだ。



あなたが仕事するように、私が一生懸命に情報誌をみて探して・・・

あなたが楽に暮らせるように給料を管理して・・・

あなたが、あなたが・・・。



何もかも支えている気でいたんだね。

あなたは私に依存しきっていると勘違いしてた。

でも、いざ、目の前からいなくなろうとした時、

私があなたに依存していたことに気づいたんだ。





いつだって、そう。

私はあなたに依存しているんだ。

そして、私から、あなたに飛びこんでいくんだ。

私はあなたなしでは生きていけなくなってしまった。

このときからだよ？

私は知らぬ間にあなたにしがみ付いていた。



この時は気づかなかった。

私は自ら檻に飛び込んだ。

ここは、天国かと信じて・・・。

幸せがあると信じて・・・。

でも、私はあなたという檻に入ってしまった。

私はいつになったら、抜けられるのだろう。