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11章:真実 (1/9)

11章:真実

高鳴る心臓の音が聞こえている中、

私はあなたのことを考えた。






ありとあらゆる思い出。

あなたがしてくれたこと。

あなたがくれた言葉。





あれは嘘だったんだろうか・・・・・





頭の中はパニック状態だった。





私に本当のあなたは
どれくらい見えていたんだろうか。



私だけが、あなたに愛を教えてもらったのだろうか。


ほんの小さな、ささやかなコトを幸せだと思えるようになったんだよ?



あなたの
「あいしてる」
恥ずかしそうに言ったあの言葉。


有り触れた言葉でも、私達の間では魔法の言葉になったじゃない。


ふたりにしかわからない言葉たち。



あれはすべて嘘だったの?




なぜこうなったんだろう。



私はただただ涙を流した。



そして、窓を見たら、神様も泣いていた。

いつから振っているんだろうか。





もっともっと悲しくなった。



「現実をみなかった罰だよ。今更気づいても遅いんだよ。ちゃんと向き合いなさい。」



そういって、私に渇をいれた気がしたんだ。



心臓の音と雨音が、2人の沈黙をひきたたせていた。
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君依存 ©著者:雅

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